稽古

古琴教室

  雲岩琴社では、古琴の授業を行っていますが、古琴以外の書道、水墨画、煎茶道にも触れます。

  ​古琴演奏が目的ですが、目的に辿り着く過程も重視します。古琴は古代から中国文人たちと密接な関係があり、古琴演奏から発展したり、関わりを持ったりする文人の芸が多いと言われています。文人というのは、中国の伝統社会の中で生じた「学問を修め、文章をする人」ですが、長い時代の変遷において、現在は教養のある人を指します。古琴を文人の四芸の一番目とし、それに関わる書道、水墨画、煎茶道なども知っておくことを勧めます。そこで、雲岩琴社の古琴コースは45分の演奏教習と15分の煎茶道教習からなり、古琴を学んだ後でお茶を飲みながら、古琴から関わる水墨画も書物も鑑賞し、文人の世界を楽しんで頂きます。

【受講時間】

50分~60分/1回

【月謝】

初級7,500円/月1回
 15,000円/月2回
中級8,000円/月1回
 16,000円/月2回
上級8,500円/月1回
体験(1回のみ)

3,000円/50~60分

(お茶代、授業料)

入会金なし

教習曲目は下記の通りです。

初級:​「入門基礎」、「仙翁操」、「古琴吟」、「秋風辞」、「湘妃怨」など

中級:「神人暢」、「酒狂」、「関山月」、「良宵引」、「四大景」など

高級:「流水」、「梅花三弄(蕉庵琴譜)」、「搗衣」など

※古琴の賃貸、購入も可能です。気軽にお問い合わせください。

  中国の明、清時代から、文人たちに広がった煎茶道というのは、形式を問わずに煎茶を飲みながら、清談を交わすことで、決して繁雑で、堅苦しいものではありません。玉露、烏龍茶はもちろんのこと、白茶の白牡丹、紅茶の毗羅赤羽、薫製茶の幽蘭などもご用意しています。日々忙しい中、少し時間をとり、お茶を飲みながら、書画や陶磁器などを鑑賞しませんか。